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第63期王将戦第1局目のお食事

2014年1月13日

羽生三冠が渡辺王将に挑戦する、第63期王将戦。
第1局目のお食事です。
場所は、静岡県掛川市「掛川城 二の丸茶室」。

※メニューと写真は王将戦中継ブログから。

対局前のコスプレ

コスプレ
  • 渡辺王将は徳川家康
  • 羽生三冠は山内一豊


  • お城で将棋ってすごいかっこいいと思うのですが、この残念な感じはなんでしょうか。
    でもお二人とも楽しそうでなによりです。

    1日目の午前のおやつ

    渡辺王将
  • フルーツ盛り合わせ
  • ホットコーヒー


  • 羽生三冠
  • ホットコーヒー

  • 森内さんはコーヒーを飲まないようでしたが、羽生さんはコーヒーを飲むようです。

    1日目のお昼ごはん

    渡辺王将
  • 地養鶏照焼き重


  • 羽生三冠
  • 地養鶏照焼き重
  • パイナップルジュース


  • 名物なのでしょうか。

    1日目の午後のおやつ

    渡辺王将
  • ホットコーヒー
  • キウイジュース
  • べイクドチーズケーキ


  • 羽生三冠
  • 抹茶
  • 和菓子


  • 羽生さんがこの茶碗を両手で持って、盤の前に座っているところを想像すると、ちょっとかわいいです。

    羽生三冠の封じ手で1日目が終わりました。
    明日も楽しみです。

    2日目の午前のおやつ

    渡辺王将
  • フルーツ盛り合わせ
  • ホットコーヒー


  • 羽生三冠
  • ホットレモンティー


  • 朝からもりもりおやつを食べる渡辺王将です。

    2日目のお昼ごはん

    渡辺王将
  • うな重


  • 羽生三冠
  • 松花堂弁当


  • タイトル戦でうなぎを食べるのは、やはり加藤一二三先生が流行らせたのでしょうか。

    2日目の午後のおやつ

    渡辺王将
  • キウイジュース
  • べイクドチーズケーキ


  • 羽生三冠
  • ホットコーヒー
  • フルーツ盛り合わせ


  • 渡辺王将はキウイジュースが気に入ったようです。

    1局目は渡辺王将が勝ちました。
    第2局は1月23、24日に、栃木県大田原市「ホテル花月」。

    頭脳勝負ー将棋の世界

    2013年12月16日

    渡辺二冠の本を、また読んでみました。

    渡辺二冠の奨励会から現在に至るまでのこと、家族のこと、対局中に集中力をどのように配分しているか、プロ棋士の給与、奨励会の仕組み、自戦記の解説など、将棋に関わる幅広い内容です。ひとつひとつの話は短いですが、その中に自分の考えがはっきりと書かれています。渡辺二冠の本を読むのは2冊目ですが、だんだん渡辺節にも馴染んできました。

    この本を読んで直接的に将棋が強くなることはないかもしれませんが、私はこの手の本を読むのが結構好きです。
    プロ野球観戦を趣味とする人の中には選手や記録に詳しい人が多いですが、やはりその世界についての知識を仕入れると観戦の楽しさが増すのだろうと思います。

    激指レーティング11戦目(8級?)

    2013年12月8日



    攻めを無理に急がずに態勢を整える、という点では今回はうまくいったかもしれません。
    その間にスキを突いたり戦いに持ち込むということを相手がしてこなかったという点も大きいですが、なんとなく今日は落ち着いていたような気がします。

    対局後に激指のレーティングの画面で『現在のレーティング766点(8級)』と書いてあるのを見て、『あれっ?』と思いました。
    10級から初めたときは600でした。そこから100点上がるごとに、700に達したときに9級になり、次は800に達したときに8級になるのだと思っていたのです。そう思い込んでいたからか、600点台のときに何級と表示されていたか覚えていません。その頃すでに9級と表示されていたのかもしれません。
    今後は対局後に級の表示を確認してみます。

    小林健二の軽快詰将棋

    2013年12月8日

    実戦が不足していますが、本は通勤電車の中とか寝る前の少しの時間でも読めるので、少しずつ進めています。

    近所の図書館で借りました。
    終盤の勉強では寄せの手筋200に再挑戦しようと思っていたのですが、早くも寄り道。図書館に行くとついつい将棋の本を借りてしまいますが、貸出期間は2週間なので家にある本よりも優先して読んで、返すときにまた図書館に行くので本を借りて…

    ほとんどが5手詰と7手詰で、タイトルの通り軽快に進められる問題が続きます。
    中原囲いの片側が破られた形だったり、矢倉が上から崩されて玉が4筋くらいまで逃げた形だったり、リアルな形が多くて実戦に役立ちそうです。似た系統の問題が10題くらいずつまとまって出題されるため、さくさく進めながらも『このパターンわかってきたぞ』という達成感もありました。

    詰将棋では高橋道雄さんの本もとても気になっているのですが、寄せの手筋が終わるまでは我慢しようと思います。

    勝負心

    2013年12月4日

    渡辺二冠の本を読みました。

    と、書いてみてやはり違和感があります。渡辺といえば竜王。竜王といえば渡辺。その呼び名には親しみがあります。『渡辺竜王』から竜王を取ってしまうと、何か足りない感じがします。
    本は今季の竜王戦の前に書かれているので、結果を知ってから読むと切なくなるような箇所もありました。
    とはいえ二冠でも達成できるのは棋士の中でもごく一部の人たちだけ。偉大な棋士であることには間違いありません。

    本は、半分くらいは羽生さんのことについて書かれていたと思います。

    と、書いてみて気づいたのですが、羽生さんは今三冠ですが『羽生さん』と書いても違和感がありません。将棋の世界では『羽生さん』という呼び名だけで、名人とか竜王とかつけなくても別格な存在であることは誰にでも分かります。すごいブランドですね。

    本の初めから、竜王戦や王座戦やNHK杯で羽生さんと戦ったときのこと、初めて羽生さんと対局したときのこと、羽生さんがどれだけ桁外れな棋士であるか、羽生さんからいかに多くのことを学ぶことができたか、といったことが書かれています。
    渡辺二冠らしい率直な書き方で、たまに『今は俺のほうが強いけど』的なニュアンスも感じるところはあるのですが、『羽生さんがいてよかった。おかげで強くなれた』という素直な感謝や尊敬の気持ちも感じました。

    勝負心というタイトルですが勝負の心得は派手なものではなく、『しっかり予習して本番は平常心。健康には気をつける』みたいな地に足のついた、勝負に勝つために現実的にやるべきことといった感じで、渡辺二冠っぽい合理的な内容が多かったです。

    羽生さんは一般書も多く出しているので結構読んでいますが、渡辺二冠の本を読んだのは初めてかもしれません。

    第26期竜王戦第5局のお食事

    2013年11月29日

    森内名人が渡辺竜王に挑戦する、第26期竜王戦。
    第5局目のお食事です。場所は、富山県黒部市「宇奈月温泉 延楽」。

    ※メニューと写真は竜王戦中継ブログから。

    1日目の午前のおやつ

    渡辺竜王
  • ホットコーヒー


  • 森内名人
  • なし

  • 朝の見慣れた風景です。

    1日目のお昼ごはん

    渡辺竜王
  • ぶりの照り焼き御膳


  • 森内名人
  • うな重


  • うな重といえば、加藤一二三九段を思い出します。

    1日目の午後のおやつ

    渡辺竜王
  • フルーツケーキ
  • アイスコーヒー


  • 森内名人
  • いちごショートケーキ
  • 紅茶


  • フルーツ、すごいのってますね。

    森内名人が封じ、明日も目がはなせません。

    2日目の午前のおやつ

    渡辺竜王
  • ホットコーヒー


  • 森内名人
  • なし
  • 2日目のお昼ごはん

    渡辺竜王
  • うな重


  • 森内名人
  • ビーフカレー


  • カレーの割りにはサイドメニューの多い、森内名人です。

    2日目の午後のおやつ

    渡辺竜王
  • いちごのショートケーキ


  • 森内名人
  • オレンジジュース


  • 渡辺竜王は、やっぱりコーヒーですね。

    第5局は森内名人が勝ち、竜王になりました。
    とても盛り上がったシリーズになりましたね。
    森内名人は、体調も良かったとのことです。
    食事にも気をつかっているのでしょうか。

    第26期竜王戦第4局のお食事

    2013年11月25日

    森内名人が渡辺竜王に挑戦する、第26期竜王戦。
    第4局目のお食事です。場所は、香川県綾歌郡宇多津町「サン・アンジェリーナ」。
    2日目のニコニコ生放送解説は羽生さん。大変豪華な対局となっています。

    ※メニューと写真は竜王戦中継ブログから。

    1日目の午前のおやつ

    渡辺竜王
  • ホットコーヒー


  • 森内名人
  • なし

  • 竜王戦の食事をまとめはじめて4局目ですが、おそらく森内名人はコーヒーを飲まないのではないかと気づきました。

    1日目のお昼ごはん

    渡辺竜王・森内名人
  • さぬきうどん


  • 普段はうどんは出ないのですが、特別に用意されたのだそうです。さすが香川。

    1日目の午後のおやつ

    渡辺竜王
  • ティラミス
  • ホットコーヒー


  • 森内名人
  • モンブラン
  • 紅茶


  • 森内名人は、モンブランが好きなようです。

    2日目の午前のおやつ

    渡辺竜王
  • ホットコーヒー


  • 森内名人
  • なし

  • 昨日と同じです。

    2日目の昼ごはん

    渡辺竜王
  • カツカレー(甘口)


  • 森内名人
  • カツカレー
  • デザート


  • 渡辺竜王は、辛いものが苦手なのでしょうか。

    2日目の午後のおやつ

    渡辺竜王
  • ショートケーキ
  • ホットコーヒー


  • 森内名人
  • カットフルーツ


  • 渡辺竜王はコーヒーをよく飲み、森内名人は果物をよく食べます。

    第4局は森内名人が勝ちました。
    森内名人が3勝1敗で、竜王獲得に王手をかけました。

    第5局は11月28日(木)、29日(金)に富山県黒部市「宇奈月温泉 延楽」で行われます。

    激指レーティング10戦目(9級)

    2013年11月21日



    何度も負けている局面があり、激指の評価値もずっと悪く、ふがいない将棋でした。
    守りの手を指さないまま、相手よりも遅い攻めを間に合わせようとして、損失を広げてしまっているように見えます。
    落ち着いて、攻めるべきなのか、守るべきなのかを考えなければいけません。

    序盤では、相手が矢倉に組んできたのですが、妙にやりづらかったです。
    こちらが考えていた攻め筋ができない形になってしまったのですが、それは相手の陣形に合わせずに、自分が覚えた陣形をあまり考えずに作ってしまったことが原因かもしれません。少しずつですが、中飛車の陣形の進め方がわかってきた気がします。

    次回は、落ち着いて粘りのある将棋を目指したいと思います。

    激指レーティング9戦目(9級)

    2013年11月17日

    9級からすぐ10級に落ちてしまわないよう、がんばりたい一局。




    勝つには勝ったのですが、途中は完封されそうでした。

    定跡の本では5五の位を取らないパターンばかりを読んでいたのですが、本局では取れる進行になっていたので取ってみました。その結果、手詰まりっぽくなってしまい、囲いのリフォームなどに手を出していたら戦いが始まり、そこからさらに失敗して形勢を損ねる展開になりました。ただ、序中盤での失敗点が多かった分、そこで学ぶことも多かったです。

    5筋の位を取ると角道を自ら止めているので角が使いづらくなることがあるようです。今回も出番が無いまま相手の攻めの的になってしまいました。位を取って銀で守る形は好形と言われていますが、今回の私はそれを活かすことができませんでした。この形については、もっと研究が必要なようです。

    駒組みの進め方として、片美濃囲いを変形させるよりも先に、飛車を下段に置き、金を守りの位置につかせる必要があったようです。つまりは片美濃での陣形が完成してから次に進む必要があるという至極もっともなことだったようです。今回はいろんな所にスキが出てしまいました。

    5筋の戦いで完敗していますが、ここでの敗因は『少し悪くなって辛抱する展開になる』のを恐れて無理な手を指してしまったことのようです。自陣まで引けば自分の駒があり、押し返されるがまだ頑張れるという状態だったと思うのですが、最前線で頑張ろうとしすぎて相手の駒を活躍させてしまった感じがしました。受けの力が、まだまだ足りていないみたいです。

    終盤では、やはり簡単な詰みを見落としたりして内容的には良くないのですが、これまでよりは冷静でいられた気がします。終盤は通勤時間や寝る前に少し勉強しているので『落ち着いてやれば今自分が持っている力は出せるはず』という気持ちになれているのかもしれません。

    詰将棋や必至問題は『これを勉強したから終盤が強くなったぞ』と思えることが多いのですが、序盤や中盤は、勉強していて実力に直結していると実感できることがあまりありません。今回、対局の中で序盤中盤の改善点がいろいろ見えたのは良かったと思います。

    寄せの手筋200

    2013年11月15日

    8月くらいに将棋の勉強を始めようと思ったときに買った本です。
    基本問題はなんとかわかりますが、応用問題は今の私にはかなり難しいです。難しくて早々にサボっていたのですが、前回の対局で必至をかけることができたのに気を良くして、再び最初のページから読み始めました。まだ20問目くらいまでしかきていませんが、新しい感覚が身についているような気がして、なんだか良い気持ちです。

    詰将棋と必至問題は似ているけど少し違っていて、詰めろをかける感覚というのは詰将棋ではあまり鍛えられないのではないかと思います。詰将棋は難しい問題でも詰むということが分かっていてやっているので、王手がかかる手を深く読んでいけば、いつかは正解にたどり着けます。詰将棋では王手をかけることしかできず、相手は王手を解除する手しか選択肢がありません。選択肢が少ないことにより先の手数まで読むことが可能になっている面もあると思います。逆に詰めろをかけるときには王手ではないので、自分の指し手も相手の応手も詰将棋のときよりかなり多くなり、広く読むことが要求されます。

    これまで終盤を詰将棋で勉強してきたのですが、実戦で華麗に詰みを決めたことは少ないです。それは読みの広さが足りなかったのではないかと、必至問題をやっていたら気づき始めました。『寄せ』という言葉があるのにそれが何かが分かっておらず、『寄せ』を経由せずに、いきなり詰めようとして空振りしていたのだと思います。

    『なんとなく攻めて、詰みがあるか読んでみる』を繰り返して終盤を進めていた私にとっては、とてもためになる本です。
    何度も読んで、寄せの感覚を身につけていきたいと思います。