頭脳勝負ー将棋の世界

2013年12月16日

渡辺二冠の本を、また読んでみました。

渡辺二冠の奨励会から現在に至るまでのこと、家族のこと、対局中に集中力をどのように配分しているか、プロ棋士の給与、奨励会の仕組み、自戦記の解説など、将棋に関わる幅広い内容です。ひとつひとつの話は短いですが、その中に自分の考えがはっきりと書かれています。渡辺二冠の本を読むのは2冊目ですが、だんだん渡辺節にも馴染んできました。

この本を読んで直接的に将棋が強くなることはないかもしれませんが、私はこの手の本を読むのが結構好きです。
プロ野球観戦を趣味とする人の中には選手や記録に詳しい人が多いですが、やはりその世界についての知識を仕入れると観戦の楽しさが増すのだろうと思います。