激指レーティング13戦目(8級)

2014年3月17日



今回は2筋を破りましたが相手にもさばかせてしまい、マズそうな局面がけっこうありました。

中飛車をやっている割には5筋からうまく攻められることがあまりなくて、2筋8筋から攻めることが多いです。
桂馬がもっと5筋の攻めに参加できたらと思うのですが、なかなかそういう配置にもっていけません。
序盤の組み立てが課題ですね。

あとから見て思ったのは、41手目あたりでは相手からはあまり動く手が無いように思えますが、自分のほうは金をひとつ囲い側に寄せておくとか、銀を囲いに付けておくとか、まだプラスになる手があったように見えました。そういうときは、焦らず自分にプラスになる手を指しておくのが良いかもしれません。

激指レーティング12戦目(8級)

2014年3月15日



2月の棋譜をやっとアップしました。今年初めての対局。
もう1ヶ月以上も前の棋譜ですが、後から見なおしてみるといろいろ気づくことがあります。

自分の攻めの手も相手の受けの手も見えていないから、結果としてなかなか攻めが決まらずにグダグダになってはいますが、その中でも最初のころと少しだけ変化を感じます。

・歩を突き捨てておくと攻めがうまくいくケースがあることに気づき、いろんなところで歩を切ってみている。

・「詰むか」だけでなく「詰めろがかかるか」を考えていることがある。

このあたりの変化は少しあるような気がします。
まだまだ初段への道は遠いですが、今年も頑張ろうと思います(もう3月だけど)

激指レーティング7戦目(10級)

2013年11月10日

休みの日は1日1局を目指したいです。




前回、ちゃんと囲ってから攻めようと言っていたのですが、結局すぐ攻めていきました。攻めの手を考えるのはやはり楽しいです。今は攻めが成功して楽しくできているので、それでいいのかもしれません。

相手に攻め込まれることが増えてきたら『金を寄っておいてよかった』とか『この手で相手の攻めが止まったぞ』みたいに、守りの手にも楽しみが出てくるのではないかなと少し楽観的に考え始めました。

守ることが続く展開は形勢としても不利なことが多いと思いますし、これまで将棋をしていて守る展開になると負けることが多かったので、受けは苦手で勉強もしてきませんでしたが、森内名人や木村一基八段の将棋を観ていたら受けもかっこいいのだということがわかってきました。
受けること、守ることを、ポジティブな気持ちで見られるようになってきているのは、よろこばしいことです。

激指レーティング6戦目(10級)

2013年11月4日

2日ぶりの対局です。
対局をせずに竜王戦の食事まとめを作っていましたが、それはそれで楽しかったので満足しています。




今回は△8九角からの戦いになりました。このパターンは今後も頻出しそうなので、復習しておく必要がありそうです。

最近気づいたこととして、序中盤に悪くしてしまうことが多いです。毎回感じるのは、後から棋譜を見ていると攻めを急いでいるというか、守りをおろそかにしているというか、どこかバランスが悪くて焦っているように見えるということです。次回は、少し落ち着いて戦いを始める前にしっかり守るということを意識していこうと思います。

このレベルのコンピュータに顕著なのかもしれませんが、水平線効果っぽい現象のせいで終盤が必要以上に大差になってしまうことが多いです。五段とか、もう勝てるだけでうれしいみたいなレベルと戦っていたら『やったー、水平線効果でたー!』となると思いますが、まだ10級なので『あれま、水平線効果でちゃったわい』という感じです。
もっと上の級になれば、水平線効果が出たからといって気を抜いたらやられるのでしょうし、勝ち数がシビアになってきたらそんなことも言っていられなくなるかもしれませんが、終盤の詰みが見えてくるあたりで自爆してしまうので少し残念に感じています。

激指レーティング5戦目(10級)

2013年11月2日

久しぶりの対局です。
対局はいつも、NHK杯ルールでやっています。




将棋の本を読むのが好きですが、やはり対局をすると、もっと対局して実践的なことを身につけていかなければと感じます。
詰将棋の本だったら、次の一手の本だったら分かりそうな局面でも、実際に指していると気づかないことばかりです。
本で見たことは、きっと実戦を通して少しずつ消化されて身についていくのでしょう。

対局では、持ち時間が減っていく焦りや、負けそうになる恐怖や、優勢になってのミスなど、たくさんのことと戦わなければなりません。
有段者レベルの人であれば、メンタル面での技術を磨くためのちゃんとしたトレーニングが必要だったりするのかもしれませんが、今の私のレベルだと、『対局中にテンパりすぎないように慣れていきましょう』くらいの感覚でたくさん指していくだけでも、だいぶ効果がありそうです。

場慣れするということは、結構大事そうな気がしてきました。

激指レーティング4戦目(10級)

2013年10月30日

何かと理由をつけて実戦をやっていません。座学が好きなのは昔から。そろそろ指さねば。




あとから棋譜を見ると気づくことがいろいろあります。
35手目くらいの銀がいよいよ前に出てきたときに、歩を持っていれば5筋で何かできそうだったなぁ、と思って見ていたら序盤ですでに1歩損していたのでした。対局中は気づいていませんでした。。。

60手目に2分くらいかけて詰みを探すも、見つけられず。でもやっぱり詰んでいた模様。
実戦の中で詰みを見つけるのは難しいです。

Macでwineを使って激指を動かす方法

2013年10月26日

wineについて

自宅ではMacを使っていますが、激指や東大将棋やAI将棋などの有名なソフトにはWindows版しかありません。BootCampや仮想マシンを使ってWindowsを起動させる方法もありますが、他のことは全部Macでやっているので再起動みたいな大掛かりなことをせずに使えるようにしたいところです。
wineは、MacOS上でソフトを動かせるので他のMacのソフトと近い感覚で使うことができます。将棋ではアクションゲームや3DゲームみたいにUIやグラフィック描画の互換性とかそれほど重視しなくてもよいので、wineを使って激指を動かしてみることにしました。

wine関係のものをインストールする

以下のものをインストールしていく必要があります。少し時間がかかります。コマンドラインツールが無いとMacPortsをインストールできなかったりするので、この順番にインストールするのが無難です。

  • Xcode
  • Xcodeのコマンドラインツール
  • MacPorts
  • XQuarts
  • wine
  • winetricks(これは要らないのかもしれません)
  • Xcodeをインストール

    AppStoreからXcodeを探してインストールします。

    Xcodeのコマンドラインツール

    Xcodeをインストールしたら以下の場所にある、『More Developer Tools』というところからコマンドラインツールを取得します。

    スクリーンショット 2013-10-26 16.26.33

    AppleIDでログインしたあと、『Command Line Tools(自分のMacOSのもの)』をダウンロードしてインストールします。

    MacPortsをインストール

    パッケージ管理のためのソフトだそうで、wine以外にもいろんなものをインストールできます。
    MacPortsのページ
    から自分のMacOSのものをダウンロードしてインストールします。

    XQuartsをインストール

    wikipediaに書いてある内容はおぼろげにしか分かりませんでしたが、windowを使ったGUIを動かすためのものらしいです。
    ※ winetricksの設定画面を見ていたら、macに初めから入っているドライバを使うか、X11(XQuarts)の方を使うかという設定があり、初期値はmacの方でした。wineの1.6からこうなっているようで、それ以降のバージョンではXQuartsをインストールしなくても動くようです。

    wineをインストール

    ここからはターミナルを使って作業していく必要があります。その際にroot権限が必要になりますが、MaxOSXではデフォルトではrootユーザーが無効になっているようです(sudoができなかったりします)。Appleのサポートページにある方法で、rootユーザーを有効にしておく必要があります。

    以下のコマンドで、MacPortsの情報(どのパッケージがインストールできるかとか、どのパッケージに最新バージョンが出ているかとか?)を最新にします。

    > sudo port selfupdate

    続いて、以下のコマンドでwineを検索します。現時点でwineのバージョンが何なのかとかが確認できます。

    > port search wine

    wine(安定版)と、wine-devel(開発版)というのが出てきて、どちらでも同じようにインストールできます。私はここの段階に至るまでにすでに結構苦労していたので、安定を求めてwineの方を選びました。

    > sudo port install wine

    このコマンドを打つと、wineを入れるために必要なパッケージやら何やらをいろいろダウンロードしたり展開したりビルドしたり、、みたいなログが画面に出てきます。がんばってるなぁ、と思って見ていました。これには結構時間がかかり、小一時間くらい待ったかもしれません。

    winetricksをインストール

    同じように、

    > sudo port install winetricks

    のコマンドで、winetricksをインストールします。winetricksはwineのフォントや描画などの設定を管理できるものらしいですが、今のところ使い方があまりわかっていません。wineの最初の状態での描画やフォントで良ければ、インストールする必要は無いようです。こちらのインストールはすぐに終わります。

    激指をインストールする

    wineのインストールが終わったら、そこにwindowsのソフトをインストールしていきます。

    wineのよく使うコマンド

    設定画面

    > wine cfg

    こんな画面が出てきます。設定はあまり変えていませんが、入れたディスクが認識されないときに『ドライブ』というところにある『自動検出』をやってみています。

    スクリーンショット 2013-10-26 17.27.06

    コマンドを打ったときに、

    wine: cannot find L"C:\\windows\\system32\\cfg.exe"

    というエラーが出て起動できないときがありますが、再度試すと起動できたりします。また、

    Dynamic session lookup supported but failed: launchd did not provide a socket path, verify that org.freedesktop.dbus-session.plist is loaded!

    というのがいつも出ていますが起動はできています。それ以外にもターミナルにはいろいろエラーや警告が出ていますが、使えているのでとりあえずそのままにしています。

    エクスプローラ

    > wine explorer

    エクスプローラみたいな画面が出てきます。windowsを再現するためなのか、c:¥とかProgram Filesとかwindowsでは馴染みのある構造です。そのデータが実際にはどこにあるのかは、まだ見ていません。

    スクリーンショット 2013-10-26 17.35.57

    激指のインストール

    ようやくここまできました。激指のインストールディスクを入れて認識されてからexplorerを起動すると、Cドライブ以外の何かのドライブにディスクが割り当てられているはずです。

    スクリーンショット 2013-10-26 17.48.53

    開いてみるとインストールディスクの中身が表示されていて、その中に setup.exe があります。
    それをダブルクリックすると、

    スクリーンショット 2013-10-26 17.48.23

    windowsのときと同じインストール画面が起動しました。
    このまま画面にしたがって進めていけば、インストールは完了です。インストールが完了すると、

    スクリーンショット 2013-10-26 17.49.59

    Program Filesの中に激指がインストールされているのが確認できます。この中のgekisashi.exeを起動すると、

    スクリーンショット 2013-10-26 17.58.44

    激指が起動しました!
    起動してからの使い方はwindowsのときと、ほぼ同じです。たまに文字化けする箇所がありますが、今のところ困ることはありません。

    激指の起動を簡単にする

    毎回、ターミナル→explorerから起動するとめんどくさいので、macのオートメーターを使ってみました。

    スクリーンショット 2013-10-26 20.18.03

    アプリケーションの『その他』とかの中にあります。以下のように記述したものをデスクトップに保存したりDockに入れておけば、そこからすぐに起動できるようになります。

    スクリーンショット 2013-10-26 20.20.49

    ターミナルからだと、

    > wine start "起動するプログラム"

    というコマンドで起動できたのですが、オートメーターからだとうまくいかず、

    /opt/local/bin/wine start "起動するプログラム"

    にしたら起動できました。
    保存するとアイコンはオートメーター君になりますが、オートメーター君が複数人になるとわかりにくくなるのでアイコンを変えます。
    何か適当なアイコンをWEBから探すなり自分で作るなりして、Macのプレビューで選択してコピーします。

    スクリーンショット 2013-10-26 21.29.52

    作成したオートメーターのファイルで『情報を見る』で出てくる画面で、アイコンの部分を選択した状態にして、

    スクリーンショット 2013-10-26 22.02.13

    そこで貼り付けすると、アイコンを変えることができます。これで、Dockに入れておいても分かりやすいです。

    スクリーンショット 2013-10-26 21.57.05

    MacOSをバージョンアップしたとき

    MacOSをMountainLionからMaveriksにバージョンアップしたらwineが動かなくなりました。試行錯誤した結果、いろいろ壊したりやり直したりしたのですが、最終的には、ここに書いてあることをやればよかったようです。

  • 新しいOS用のXcodeをインストールする
  • 新しいOS用のXcodeのコマンドラインツールをインストールする
  • 新しいOS用のMacPortsをインストールする
  • これまでインストールしていたportを全部入れなおす
  • ということのようです。

    > sudo port -f uninstall installed

    > sudo port clean all

    のところで何もかもが消えてしまいそうですが、その後またwineをインストールして動かしてみたら、インストールしたソフトやファイルは残っており、無事復旧しました。

    新しいOSが出てからそれ用のMacPortsのインストーラーが出るまでに今回は少し時間がかかっていたようで、インストーラーが出る前にがんばったため回り道をしてしまいました。このあたりの仕組みが少しずつわかってきたので、次のバージョンアップではうまくやりたいと思います。

    激指レーティング3戦目(10級)

    2013年10月24日

    棋譜ファイルの名前を見るとわかるのですが、8月くらいに将棋の勉強を始めたときからの棋譜を、最近このサイトを初めてから少しずつアップしています。結構時間が経っているので、忘れてしまっている内容も結構あります。




    あまりに簡単に8筋が突破できてしまったので、これはまだ10級の激指はあんまり強くないということなのかもしれません。
    こちらの攻めも切れ味が今ひとつではありますが、8筋を突破したあとは比較的一方的な展開でした。

    激指レーティング2戦目。(10級)

    2013年10月22日

    2戦目です。
    ゴキゲン中飛車の定跡を少し覚えようと『鈴木流豪快中飛車の極意』のはじめの方を読みました。




    銀がウロウロしているところとか、序盤に何をやっていいのかがわかっていない様子が伝わってきます。

    定跡の本は普通に読み進めてもなかなか頭に入ってこないので、実戦をやってみて、銀って何してたらいいんだろ?
    みたいに疑問を持ったあとに、その部分を重点的に読みなおすというのがいいのかもしれません。

    終盤は優勢の割にグダグダしてしまって決め手に欠けました。
    詰将棋の問題だったらすぐに解ったであろう5手詰を見逃したりしていて、ちょっとくやしいです。

    激指12のレーティングをはじめました。(10級)

    2013年10月19日

     

    激指12を買って、レーティング戦をはじめました。10級からの挑戦です。

    iPhoneのアプリでやっていた『金沢将棋レベル100』のレベル100が、激指では8級くらいだというのをどこかで見て、10級からの挑戦を決めました。 14級から始めると、さすがに初心者レベルとの対局が多くて飽きそうだし、4級とかから始めると、ずっと勝てずに心が折れるのではないかという懸念があったからです。

    初めての激指との対局です。

     




     

    将棋の上達には、得意戦法を作って、それを磨いていくと良いということがよく言われているので、この機に新しい戦法を初めてみようと思いました。これまでは比較的、居飛車が多かったのですが、これといって得意な戦法があるわけではなく、なんとなく棒銀をやったり矢倉をやったり、対振飛車では急戦をやったりしていました。 今回、ゴキゲン中飛車を初めたのは、

    • 新しいことを初めてみたかった
    • ゴキゲン中飛車という名前が、いい響きだと思っていた
    • 序中盤の勉強になりそうな気がした

    というフィーリングによる部分が大きいです。

    これで初段までいけるかどうかはわかりませんが、しばらくは中飛車でやってみようと思ってます。