王将戦中継ブログを観ていたら、毎局の勝者がご当地記念撮影をしていたことに気づきました。
おもしろかったのでまとめてみました。

※写真とコメントはスポニチから。

1局目

伊賀の忍者にお茶を入れてもらい祝福される渡辺王将。

一夜明け、徳川家康に扮し掛川城を背に雄叫びを上げる渡辺王将。

2局目

那須与一にちなんで弓を手にし、２連勝に笑顔でＶサインの渡辺王将。

那須神社を参拝し、「王将防衛」と記した絵馬を手に笑顔の渡辺王将。

3局目

第4局の青森へＧＯ！と笑顔でかごに乗る羽生三冠。

王将戦第3局勝利から一夜明け、芦ノ湖の海賊船を背に笑顔を見せる羽生三冠。

4局目

弘前市七夕会のメンバーと担ぎ太鼓を叩く羽生三冠。

雪かきにチャレンジする羽生三冠。

5局目

元湯陣屋の名物「陣屋まんじゅう」で女将・宮崎さんらのねぎらいを受け笑顔を見せる渡辺王将。

露天風呂につかって、自身の勝利を報じたスポニチ本紙を手に笑顔の渡辺王将。

6局目

第6局を制した羽生三冠はきこりに扮し王将の駒をかつぐ。

激闘から一夜、「さんべ荘」にある七福神を前に三瓶そばを口にする羽生三冠。

7局目

初防衛を果たした渡辺王将は地元・河津名産のキンメダイを手にＶサイン。

毎期やっているのかは知らないのですが、楽しいので続くといいなと思います。

羽生三冠が渡辺王将に挑戦する、第63期王将戦。
第7局目のお食事です。
場所は、静岡県賀茂郡「今井荘」
ここまで、渡辺3勝ー羽生3勝です。

※メニューと写真は王将戦中継ブログから。

1日目の午前のおやつ

飲み物をつぐ前の写真ですね。

1日目のお昼ごはん

中継ブログによると「わさびは根元ではなく茎のほうからすりおろすのがポイントとのこと」。
知らなかった…

1日目の午後のおやつ

オペラというのはチョコレートのミルフィーユだと中継ブログに書いてありました。

羽生三冠の封じ手で1日目が終わりました。

2日目の午前のおやつ

2日目のお昼ごはん

やっぱりソバ派の羽生さんです。

2日目の午後のおやつ

渡辺王将は昨日自室で食べた和菓子が気に入ったようで、今日のおやつにも注文しています。

7局目は渡辺王将が勝ち、防衛しました。
王将は初防衛だそうです。

羽生三冠が渡辺王将に挑戦する、第63期王将戦。
第6局目のお食事です。
場所は、島根県大田市「さんべ荘」
ここまで、渡辺3勝ー羽生2勝です。

※メニューと写真は王将戦中継ブログから。

記念撮影

衣装は重さ30kgもあるとのこと。

1日目の午前のおやつ

午前のおやつは10時半なんだそうです。

1日目のお昼ごはん

ふきのとうの天ぷらがのっているようです。
春ですね。

1日目の午後のおやつ

飲み物はやっぱり、渡辺さんがコーヒー、羽生さんはレモンティーでした。

渡辺王将の封じ手で1日目が終わりました。

2日目のニコニコ生放送の解説者です。

2日目の午前のおやつ

「魔法のコーヒー」と呼ばれる苦味と酸味が弱めで、コーヒーが苦手な人でも楽しめるやつだそうです。

2日目のお昼ごはん

羽生さんは三瓶そばがお気に入りで、2日で16枚食べたこともあるとのこと。
そしてやっぱり辛いのが苦手な渡辺さん。

2日目の午後のおやつ

いちごもついてます。

6局目は羽生三冠が勝ち、3勝3敗に。
フルセットになりました。
第7局は3月26・27日に、静岡県賀茂郡「今井荘」。

羽生三冠が渡辺王将に挑戦する、第63期王将戦。
第5局目のお食事です。
場所は、神奈川県秦野市「元湯陣屋」
ここまで、渡辺2勝ー羽生2勝です。

※メニューと写真は王将戦中継ブログから。

1日目の午前のおやつ

中継ブログには「ブルーマウンテン系の豆で淹れられたものです」と書いてありました。
コーヒーがあまり飲めないので、コーヒーの話題にはついていけないのです。

1日目のお昼ごはん

羽生さんはソバが好きだという話を聞いたことがあります。

1日目の午後のおやつ

羽生さんは午後のおやつにレモンティーを飲むことが多いようです。

羽生三冠の封じ手で1日目が終わりました。
2日目は朝から戦いになりそうです。

ふたりとも、人柄の良さそうな感じです。

2日目の午前のおやつ

1日目と同じです。

2日目のお昼ごはん

なんと羽生三冠はカレー2つです。
そして渡辺王将は竜王戦のときも辛さ控えめカレーだったような。
辛いのが苦手なんですね。
あと、お皿の半分にごはんだけ盛ってあるのがシュールな気がするんですが、こういうものなんでしょうか。

2日目の午後のおやつ

和菓子はひな祭りをイメージしたやつとのことです。

5局目は渡辺王将が勝ち、3勝2敗に。
渡辺王将が防衛に王手をかけました。
第6局は3月12・13日に、島根県大田市三瓶町「さんべ荘」。

羽生三冠が渡辺王将に挑戦する、第63期王将戦。
第4局目のお食事です。
場所は、青森県弘前市「弘前市民会館」
ここまで、渡辺2勝ー羽生1勝です。

※メニューと写真は王将戦中継ブログから。

1日目の午前のおやつ

中継ブログに「撮影用に対局者と同じものを作っていただきました」と書いてありました。
もしかして、いつも対局者とは別に作ったやつの写真なのでしょうか…

1日目のお昼ごはん

エビフライは23〜24cmもあったとのこと。
名前もいいですね。大エビフライ定食。

1日目の午後のおやつ

さすが青森。

渡辺王将の封じ手で1日目が終わりました。

2日目の午前のおやつ

フルーツ盛り合わせのりんごも、なんだか美味しそうに見えてきました。

2日目のお昼ごはん

畑仕事の合間に鳥を捕まえて、鍬の上で焼いたのが「くわ焼き」の由来とのこと。
ワイルドです。

2日目の午後のおやつ

やっぱり、りんごが美味しかったようです。

4局目は羽生三冠が勝ち、2勝2敗に。
渡辺王将の中飛車は驚きましたが、私は中飛車を修行中なので勉強になったような気もします。
第5局は2月27・28日に、神奈川県秦野市「元湯陣屋」。

羽生三冠が渡辺王将に挑戦する、第63期王将戦。
第3局目のお食事です。
場所は、神奈川県足柄下郡箱根町「ホテル花月園」
第2局は「ホテル花月」でした。名前が似ていますね。
ここまで、渡辺2勝ー羽生0勝です。

※メニューと写真は王将戦中継ブログから。

1日目の午前のおやつ

渡辺王将はいつもコーヒーです。

1日目のお昼ごはん

ふつうの、昼ごはんですね。

1日目の午後のおやつ

モンブランとオレンジジュースは、合わないのでは？
と、我が家では話題に。

渡辺王将の封じ手で1日目が終わりました。

2日目の午前のおやつ

今日も、午前は飲み物だけでした。

2日目のお昼ごはん

渡辺王将は2局目にも、とろろそばを食べていました。
マイブームなのでしょうか。

2日目の午後のおやつ

渡辺王将は昨日と同じです。
やっぱり合わないのではと、我が家では話題に。

3局目は羽生三冠が勝ちました。
第4局は2月18・19日に、青森県弘前市「弘前市民会館」。

羽生三冠が渡辺王将に挑戦する、第63期王将戦。
第2局目のお食事です。
場所は、栃木県大田原市「ホテル花月」。

※メニューと写真は王将戦中継ブログから。

メニュー

メニューを見たのは初めてかもしれません。
結構いろいろあるんですね。

1日目の午前のおやつ

二人とも、おかしはまだいいようです。

1日目のお昼ごはん

いかにも旅館みたいなメニューですが美味しそうです。
メニューがあると、明日はこれかなーとか、いろいろ考えられて楽しいですね。

1日目の午後のおやつ

それにしても棋士はケーキを良く食べます。
やはり頭に糖分が必要なのでしょうか。

羽生三冠の封じ手で1日目が終わりました。

2日目の午前のおやつ

今回は、ふたりとも午前は飲み物だけですね。

2日目のお昼ごはん

あれ、とろろそばはメニューにない！？
と思ったら昨晩の夕食に出ていたのを渡辺王将が気に入ったとのこと。
王将ともなると昼食の融通もきくのです。
ステーキ、うな重、カレーもあるのに、羽生さんは食欲がないのでしょうか。

2日目の午後のおやつ

お茶のこととか全然わからず、あの量の抹茶をあの大きさの茶碗で飲むのかー、と思いました。
たしかにあれより多かったら、シャカシャカのところで大変そうです。

2局目は渡辺王将が勝ちました。
第3局は1月29・30日に、神奈川県足柄下郡箱根町「ホテル花月園」。

羽生三冠が渡辺王将に挑戦する、第63期王将戦。
第1局目のお食事です。
場所は、静岡県掛川市「掛川城 二の丸茶室」。

※メニューと写真は王将戦中継ブログから。

対局前のコスプレ

お城で将棋ってすごいかっこいいと思うのですが、この残念な感じはなんでしょうか。
でもお二人とも楽しそうでなによりです。

1日目の午前のおやつ

森内さんはコーヒーを飲まないようでしたが、羽生さんはコーヒーを飲むようです。

1日目のお昼ごはん

名物なのでしょうか。

1日目の午後のおやつ

羽生さんがこの茶碗を両手で持って、盤の前に座っているところを想像すると、ちょっとかわいいです。

羽生三冠の封じ手で1日目が終わりました。
明日も楽しみです。

2日目の午前のおやつ

朝からもりもりおやつを食べる渡辺王将です。

2日目のお昼ごはん

タイトル戦でうなぎを食べるのは、やはり加藤一二三先生が流行らせたのでしょうか。

2日目の午後のおやつ

渡辺王将はキウイジュースが気に入ったようです。

1局目は渡辺王将が勝ちました。
第2局は1月23、24日に、栃木県大田原市「ホテル花月」。

渡辺二冠の本を、また読んでみました。

渡辺二冠の奨励会から現在に至るまでのこと、家族のこと、対局中に集中力をどのように配分しているか、プロ棋士の給与、奨励会の仕組み、自戦記の解説など、将棋に関わる幅広い内容です。ひとつひとつの話は短いですが、その中に自分の考えがはっきりと書かれています。渡辺二冠の本を読むのは2冊目ですが、だんだん渡辺節にも馴染んできました。

この本を読んで直接的に将棋が強くなることはないかもしれませんが、私はこの手の本を読むのが結構好きです。
プロ野球観戦を趣味とする人の中には選手や記録に詳しい人が多いですが、やはりその世界についての知識を仕入れると観戦の楽しさが増すのだろうと思います。

渡辺二冠の本を読みました。

と、書いてみてやはり違和感があります。渡辺といえば竜王。竜王といえば渡辺。その呼び名には親しみがあります。『渡辺竜王』から竜王を取ってしまうと、何か足りない感じがします。
本は今季の竜王戦の前に書かれているので、結果を知ってから読むと切なくなるような箇所もありました。
とはいえ二冠でも達成できるのは棋士の中でもごく一部の人たちだけ。偉大な棋士であることには間違いありません。

本は、半分くらいは羽生さんのことについて書かれていたと思います。

と、書いてみて気づいたのですが、羽生さんは今三冠ですが『羽生さん』と書いても違和感がありません。将棋の世界では『羽生さん』という呼び名だけで、名人とか竜王とかつけなくても別格な存在であることは誰にでも分かります。すごいブランドですね。

本の初めから、竜王戦や王座戦やNHK杯で羽生さんと戦ったときのこと、初めて羽生さんと対局したときのこと、羽生さんがどれだけ桁外れな棋士であるか、羽生さんからいかに多くのことを学ぶことができたか、といったことが書かれています。
渡辺二冠らしい率直な書き方で、たまに『今は俺のほうが強いけど』的なニュアンスも感じるところはあるのですが、『羽生さんがいてよかった。おかげで強くなれた』という素直な感謝や尊敬の気持ちも感じました。

勝負心というタイトルですが勝負の心得は派手なものではなく、『しっかり予習して本番は平常心。健康には気をつける』みたいな地に足のついた、勝負に勝つために現実的にやるべきことといった感じで、渡辺二冠っぽい合理的な内容が多かったです。

羽生さんは一般書も多く出しているので結構読んでいますが、渡辺二冠の本を読んだのは初めてかもしれません。